秋の永代経法会は台風をかいくぐり完了す。
先日、正太寺秋季永代経法会が土日に亘って勤まりました。「伊勢湾台風並みの大型台風」といわれ、刻一刻とその動静が伝えられる中、開催か中止か?通常か短縮か?と判断を迫られました。
結局、29日土曜日は通常通り、30日日曜日の朝事は通常通り、午後の法座を短縮バージョンで15:00終了としてなんとか無事勤めることができました。
なによりうれしかったのは、注意報や警戒を促す情報が繰り返される中、各座ともたくさんのお参りがあったことです。上の写真は29日の梛野明仁師のお説教の様子。雨降りの中これだけお参りいただけました。梛野氏の人気の高さが覗えます。
そして30日お朝事。雨風は無かったものの、どんよりとした不気味な天候でした。
午後は短縮版のお説教としていただき、仏法に触れる貴重なひとときとなりました。
この数時間後には暴風雨に襲われ、境内の木々があちこち枝を折られ、看板は落ち、瓦も飛ばされるほどだったのです。よくぞあの時、平穏に法要が勤まったものだと驚きました。