大谷資料館 まるで地下の神殿

今回の旅行の中に「大谷資料館」が組まれていてとても楽しみにしておりました。ここは宇都宮市にある大谷石の採掘場跡です。江戸時代から建築資材として採掘され、地下には巨大な空間が作られました。天井が崩落してこないように等間隔で柱状に残してゆくので、まるで大きな神殿にでもやって来たかのようです。

中は年間を通じて10度ほど。つまり夏涼しく、冬暖かいというわけです。でも10度って涼しいを通り越して肌寒く感じるほど。長袖の薄いジャケットでは寒く感じました。(それでも短パン・Tシャツで悠々としている方もいて、自分は熱量が足らないのだなと実感)

ここの魅力はなんといってもこの荘厳なたたずまいです。石の持つ表情や圧倒的な存在感がどことも比べられない雰囲気を醸しています。そんな特別な場所だからこそ映画やドラマの撮影や、コマーシャル撮影、音楽会、演劇などに活用されることしばしば。私どもが訪問した時も映画の撮影が行われていました。黒幕で一角が封鎖され、なにやらスタッフサンが走り回っています。有名な俳優も来ているらしいのですが一切極秘ということで謎のままです。

その昔、私が二十歳そこそこの頃。ここ大谷資料館でアメリカのポップアーティスト・アンディウォーホルの展覧会があると知り、その頃住んでいた関西から日帰りで行けるだろうかと時刻表とにらめっこして、どうやら展覧会会場には一時間もいられないと分かり断念した思い出があります。今なら新幹線もあるので余裕ででしょうが、当時はまだ東京から北上するには時間が掛かっていたのですね。それも今回やって来ることができて、若き日の思いが叶えられたように感じます。

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